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ワゴンRターボ
マフラーから物凄い白煙を吹かしていました。
ディーラーで指摘された交換部品以外にも、問題箇所が・・・続々。

ワゴンRターボ 白煙トラブル
ワゴンRタービン異常(>_<)
このお客様はネットで当社をみつけて、メールでのお問い合わせから始まりました。
近所のディーラーで『タービン交換』ですね。
と言われたらしいのですが、車の買い替えを勧められ困ってしまい帰ってきたそうです。
「当社でリビルトタービンで交換したら、いくらくらいですか?」
とのメールでの質問でした。
正直、私は困りました(^_^;)
なぜなら現車確認もしないで見積もりするのは難しいからです。
年式からいって色々なトラブルを抱えている車かもしれませんしね。
(私が見ても買い替えを勧めてしまうような車かもしれませんし・・・)
ある程度の事を想定して、説明分を添えて見積もりのご連絡しました。
数日おきにメールでの連絡のやりとりをしまして、
最終的に当社に修理依頼があり入庫した次第です!
でも、この時点で私は始めて現車確認できるので、
「まずはある程度ばらしてから再度見積もりを出しますね。」と、修理依頼を引き受けました。
しかし、このワゴンRターボ・・・
私の想定をはるかにこえてる状態でした。
どんどん修理代がかさんでいく状態で・・・(゜o゜)


白煙トラブル(修理するべきなのか。。。)

スゴイ白煙です(>_<)。
エンジンオイルが、まともに燃焼機関内に入ってる症状です。
エンジン内部が損傷をおこしても、こんな感じにはなりますが・・・
ディーラーでタービン異常と宣告をうけていたのですが、
やはりバラして自分自身の目で確認しないと!!!
ってな訳で・・・まずは吸気系内部にオイルが混入してるか確認の為に、
インタクーラーから外して点検してみることに・・・。
外した瞬間・・・『はい!デジカメ』って思っちゃうくらいひどいありさま(^_^;)
何台も軽自動車のタービン交換してますけど・・・かなりひどい。。。
ほんとに10万以上ものお金をかけて修理していいものか不安になりましたが???
お客様はこの状態で少し走っていたらしいので・・・(+o+)
スズキさんの耐久性にかけてみようと(^_^;)修理続行です。
しかし、本来は空気のみが通るところに、こんなにものエンジンオイルが!?
間違いなくタービンがやられてるのは確定です。


修理(タービン以外にも・・・)

まずはタービンがどんな悪さしてるか確認しないと!!
その前にフロント回りバラバラにしていきます。
バンパーとか外して仕事してると板金屋みたいですね!
っと、私は自分勝手にいつも思って仕事してます(^O^)/
ワゴンRのタービンは画像のような所に付いてます。
まずはタービンの回りに冷却水が循環してるので、まずは水切りといいますか!?
作業中に水がポタポタしたたる中での作業は嫌いなもので(^_^;)。
ウォーターホースをグィっと外したら・・・
『何だよこの色!』純粋な冷却水の色とははるかに大違い・・・
またホース繋いじゃいました!?
何故なら・・・こんな決定的瞬間をパシャリしないと・・・(^_^;)
(仕事はちゃんとしてますのでご安心下さいね)
間違いなく『冷却水系統がやられてる・・・』
ラジエターキャップを外した瞬間!!
またここでふと・・・
『この車、ほんと修理していいのかな?』って疑問に。。。


修理続編 (ラヂエターまでも・・・)

衝撃的な画像いかがですか(>_<)?
ラジエターの中が錆びで水の通路がふさがってます!?
この状態でタービンのみの修理をして、エンジンをかけたら・・・
間違いなく『オーバーヒート』してしまいます!
サーモスタットも、ひどい状態。。。
修理をすることに抵抗があります(+o+)。
この時点が発覚して当初の見積もりよりも、
大幅に修理金額アップしてしまいますし・・・。
完璧を求められてしまうと、乗換えたほうが懸命ですし。。
高額修理は毎回頭を抱えてしまいます。
作業が一旦保留状態に(^_^;)
私の経験上、修理して走る事は出来ると思うのですが・・・
この先、他の所が壊れてしまう可能性もあります。
その辺りをお客様が納得した上で修理しないといけませんからね。
ただ最後はオーナーさんの愛車への気持ちも大事ですよね!
だからこそ修理依頼を引き受けてみたのですがね!


修理開始です!!

今回使用のパーツはリビルト品タービンです!
やはり純正新品は高いですからね(^_^;)。
さぁ〜外して壊れ方のチェックです・・・予定通りの壊れ方でした。。。
(一部予定外もありましたがね??それはおいおいにします!)
タービンフィンの軸がガタガタになってます。
タービン軸の回りにはエンジンオイルが循環してるんですよ!
だからこのフィン軸にガタが生じると、軸の回りのパッキンがパッキンの役目をしないで、
エンジンオイルが進入してきちゃいます。
ここから進入しても外部には漏れてはきません。
では、どこに??っと言いますと・・・
@マフラーの方に直に流れていくのと。
A吸気の吸い込み力でインタークーラーにいき、エンジン吸気側から空気と一緒にエンジン内部へ!
エンジンオイルとガソリンがエンジンで混じって燃焼します。
そんな混合状態の物質が燃えるから・・・驚くような『白煙』を排出します!!


タービン故障するのは何故か??

今日は私の軽自動車ターボに対する自論的な話しです!
軽自動車のタービン故障は何故に多いいのか!
 @普通車のターボ車が減少してるから・・・(^_^;)
 A軽自動車ターボはすぐに高回転までエンジンが回り、エンジンオイルへの負担が大きい。
 Bゆえにエンジンオイルの劣化が早い。
 Cでも・・・軽自動車と普通車のオイル交換時期を同じと思ってる人が大勢いるような・・・
 D根本的にオイルメンテナンスを甘くみてる方が多いいような・・・
ターボ車はエンジンオイルの交換サイクルを早くしましょう!!
(他の車もオイル交換は大事です!)
今回の画像はわかりずらいかもしれませんが・・・このボルトの穴をエンジンオイルが通っています。
まして、金色のボルトの方にはご丁寧に!?
ストレーナー(ろ過)までが付いてるんですよ!
(エンジン本体内部のオイルラインもこのボルトの穴くらいの細さです!)
皆さん画像をご覧になって・・・どう思いますか?
オイル交換の重要性わかっていただけますかねぇ〜!!!


番外編(あってはいけないナットが・・・)

ここでは、タービン交換で整備士が注意しなければいけない、マニアックな話題です。
今回のダメになったタービンをみて、予定外の壊れ方をしている部分が
今回、画像にアップしたものです。
何が気になったかと言うと・・・フィンの削れ方に疑問があったんです???
このような削れ方をしている場合は、フィンの上部にあるナットが外れて
そのナットでフィンを削ってしまうんですが・・・ナットは、ちゃんと付いてるじゃあ〜りませんかぁ??
ただ単に、私の考えすぎなのか・・・?
それとも吸気パイプライン内に異物が・・・?
吸気パイピング内にエンジンオイル以外にも、
このフィンが削れたカスが、付着していたのを綺麗に洗浄していると・・・・
出てきましたよ!あってはならない物が(+o+)
タービンのナットです!
でも外したタービンの物ではありません。じゃあこのナットはいったい???
ここからは私の憶測ですが・・・
きっと前にもタービン交換していて、その時のタービンのナットだと思います。
この車のオーナーさんは一年ほど前に中古車を購入していて、今回が初のタービン故障。。。
きっと、タービン交換したての車を購入してるような気がします。
今回は私が綺麗に隅々まで洗浄したので、このトラブルはないでしょう!!!
洗浄画像がないのは・・・洗浄作業があまり手が汚れたので、デジカメを持てませんでしたm(__)m)


最終段階!

やっとタービン関係が復活!!!
残るは・・・そぅ冷却水関係の修復です(^_^;)
ラヂエター本体以外にもホース関係も仕方なく外した物は交換しました!
(ホース関係も総とっかえしたかったのですが。。。予算が今現在ではるかにオーバーしているので。。。)
今まで幾度となくサーモスタットの話題にふれてきましたが・・・
今回のサーモスタット画像こそが、サーモが原因でオーバークールになる
よくある壊れ方です!
サーモスタットという部品は水温が低い時は弁が閉じているのが正常なんです!
弁を閉じて水温を上げる為に冷却水通路をふさいでいます!
ある一定の温度に達すると弁が開き、水の循環が始まります!
循環された冷却水がラジエターで冷やされ、その冷却水がまたサーモに辿り着くと、
またサーモは閉じてしまいます。
冬の寒い季節に水温を一定にする為に頑張ってる部品です!
夏場は・・・ほとんど開きっぱなしですがね(^_^;)
(何でかわかって頂けると幸いです!特に当社の・・セ○務)
さぁ〜やっとエンジン始動出来る瞬間がきました!
実は。。。またハプニングが。。。。


最終章

やっとこの長期入院ワゴンRの退院が目前・・・!?
エンジン始動!!!ばっちしOK!
画像にはありませんが、オイル交換もして、冷却水を入れてますよ!
あとは走行テストです!
空ぶかし段階でも異常なし!元気にタービン回ってます!
いざ出発!!!!!!!!!!!
スピードが30km過ぎた辺りから、駆動系から何やら『ゴォー』っと異音が??
スピードが増すにつれて・・・異音も増大・・・
また緊急ピットイン(^_^;)
原因はタイヤが回る為にあるベアリングから異音を発生させています。。。。
また修理代が・・・プラスα(>_<)
現状確認の為にオーナーさんに来店して頂き不具合(異音)の確認と・・・
事の重大性を説明をして納得して頂き追加修理開始しました。
さすがにこの故障は走行しないと発見できない故障なので参りました。
やっと退院納車となりました!
私は修理をして良かったのかは未だに疑問です(+o+)
ので、オイル交換は当社にご来店下さい!
ワゴンRターボ整備工程終了です。

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