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ゼロ・クラウン
このお車は、知り合いの業者さんに依頼され、オークションで購入されたそうです。
オーナーさんも愛煙家とのことですが、あまりにも ヤニの臭いが強烈で、車内&エアコンクリーニングの依頼入庫されました。

ゼロ・クラウン 丸洗いクリーニング
今回 ご紹介しますのが
ゼロ・クラウンの丸洗いクリーニングでございます。。。
今回も敵はヤニ!!です。
まずはどのような状態かをご報告いたしますと、
天井などはクリーム色?の内装か・・・っと見間違えるほど!!?
ヤニでキレイに染まって?いました(*_*)
どこもかしこもヤニ!ヤニ!!ヤニ!!?(笑)
臭いもかなりしています。。。
まぁ目に見えるヤニ汚れですから
きっと見違えるほど キレイになるはずです!!!($・・)/~~~


お車の状況

車検証をみると、登録が平成16年で、
先月、中古登録されたばかりだから新車から降ろして。約6年経過したことになる。
この車両は作業前の画像のポイントを紹介します。
まずは、現状をみていただくと、
1枚目は、徹底作業をしないと、改善できないと判断してリアシート類をはずした画像
2枚目は室内のランプ周辺もヤニの影響か?真っ茶色に変色している。
サンバイザーも下ろしてみると、その周辺が、ハッキリと、分かるぐらい茶色に変色。
ここまでのレベルになると、通常の作業じゃ到底修復できないレベルと判断。


脱着 開始

あまりにもヤニ汚れがひどいため
内装の外せるものは外して洗うことにしました!!!
ここまでひどいとヤニの汚れが
各パネルなどの隙間から裏側までヤニで汚れてしまっています。。
表面のヤニを落としても
裏側にヤニがついているためそこから臭いが。。(*_*;
ルームランプのレンズも隙間からヤニが入り込み
内側が黄ばんでしまっている状態です。。
こりゃま〜すごい\(-o-)/


サンバイザーの洗浄

じゃんじゃん洗ってます!!!
サンバイザーなど布のところは
水をかけるだけで、ヤニが流れるのが見えました(@_@;)
洗剤を吹き付けてからブラシで布を傷めない程度にゴシゴシ。。
裏側もゴシゴシ。。
見違えるほど綺麗になりました!!!!
もともとはグレーの布だったんだ・・・っと思ってしまうほど(^u^)


座席の洗浄

運転席、助手席はパワーシート・エアバックなどの関係で
水をジャバジャバかけての洗浄はできませんので
最初に表面の汚れを落すためスチーム洗浄をしました!
洗剤を吹き付けながらスチームをあてると
汚れが・・・落ちる落ちる(@_@;)
バフを何度も取り換えながら、
いつになったらキレイになるの?っと思いつつの作業でした。。('_')


タバコの脂の侵入経路

この画像は、リアガラス周辺を撮った画像。
リアのピラーを取り外して、撮影したのがこれ!
(想像通りの結果)
取り外した内部骨格部分の白い塗装の鉄板部分に注目して頂きたい。
噴霧しているのは、エンジンルームクリーニング用の強力な洗浄液をスプレーしているシーン。
ガラスの外から撮影したら、ご覧のように茶色く溶解された。
ヤニらしき成分が溶けて溜まりがでてきた。
以前のオーナーは、かなり強烈に煙草を吸っていたと推測できます。
こんな張り詰めた鉄板の内部の内張の中までも、入り込みシミを作っているんです。
普段、ここまでの強烈な脂の付着が激しい車両は
プロをして、あまり見かけない・・・そのぐらいひどい状態です。
たばこを吸う場合のヤニの付着個所は?
順番をつけて付着順位を考えると、
まずは運転席周りのインパネが一番に付着するはず。
そして、その上の天井部分に煙が入り込む。
そして運転席ドアー周辺に煙がたなびき
そして、その煙は、やがて後ろへ棚引く。
何処で消えてなくなるのか?
布地やシートベルトなど入り込める物があれば
煙草の煙は、素材に吸い込まれていくんです。
あくまでも推測ですが、
最後は、このリアガラス周辺で、おびただしく留まるのではと判断しています。
ゆえに、ヤニがきつく感じる場合は、この周辺が疑い深いことになる。
染み込んでいく!ということ
天井の布地の中に
そして、後部座席のリアボード周辺の素材
ガラスは全面に曇ったような状態になります。
当然ながら、シート類は当たり前に吸引され、シートベルトが黒色だから目立たないだけで
何処につくの?ではなく、何処の中まで入り込んでいくのです。
煙の侵入を徹底的に追求しないと改善できない。
だから余計手間も時間もかかるんです。


ピラーの汚れの状況

ここは、助手席ドアーと後部座席の間にある
専門用語でピラー呼ばれている箇所で、
早い話が車の柱とでも言うべき箇所です。
通常このパーツは、シートベルトが装着されている。
この部分に軽く白いタオルバフを当ててみただけで、
ご覧のように、すぐ反応したぐらいに酷い状態。
うえ〜?ぎょえっ〜? と唸るぐらいに強烈でしょう?
洗剤をスプレーしてあてがっただけで、この状態・・・。
汚れを溶解して、このように白いはずのタオル布が、あっという間に反応します。
見比べてもらえれば、一目瞭然ですよね?


運転席の真正面辺たりのヤニの画像

運転席のダッシュボードと右側のピラーを、取り外して撮影した画像。
凄まじいぐらい中へ中へ、ヤニが酷く入り込んでいます。
ここまで来ると、もうすべて取り外さないと 完ぺきではないレベルです。
ですが?
すべて取り外す作業は危険も、ついて来るんですよ!
特に最近の車は、非常にややっこしい構造で、お手上げの場合も少なくありません・
エアーバッグが装着されたりしていますと、
解除しなければ、いけない個所があったり、
今は、もう当たり前のコンピューターがメインになっていますので、なおさらです。
ですから、外す作業は、大変な労力と
パーツが折れてしまったら、どうしよう? などという危険性も孕んでくるんです。
構造も図面がなく、想像しながら取り外していくんで
本当は、外したくない! というのが本音です。


スチームクリーニング洗浄とは何?

今、行っているのがスチーム洗浄方式。
いわゆるスチームアイロンに似ています。
ただしスチームアイロンは、皺を伸ばすがメイン。
ここでの目的は、130度ぐらいの蒸気の力で汚れを浮かして掃除をするというもの。
見てください!
白いタオル地が見事に変色しました。
ここまで手を施されていない車も、ある意味、珍しい!


ベロア調の生地の洗浄方法の難易さ

この部分は、先ほどの樹脂素材と違い ベロアというのか、いわゆる布地です
こういうパーツは、
プラスティック樹脂の上にスポンジを埋め込んで
布地が張り付けてあるものが、特に高級車に多く見られる。
それだけに、強くやりすぎると
今度は、このスポンジの部分の接着が剥がれる危険性がある。
本来なら交換パーツとして推奨したいのだが・・・。
お値段を安くして!? その気持ちも理解は、できるのですが
結構リスキーで時間も場所もとるんですよね?


これが真の洗浄方法

ドアーの清掃工程
このドアー内張りは、一部を布地が埋め込んであります。
この布地が黒い素材なので、一見すると汚くは、見えないのですが・・・
実際に、やってみると
茶色いシミの様なものが、湯水のように沸き出てきます。
スチームよりも、有効な洗浄方法がこれです。
洗剤を約60度ぐらいに熱し、その洗剤を噴霧することで
汚れを浮き出させ、それを強力に吸い取る方法です。


ドアーの内張りの布地の洗浄

この画像は2回目の清掃シーン。
1回目は、すでに終わったんですが・・・
どうしても納得がいかず、再度チャレンジしたくて作業に入った次第。
それでも、ご覧のように白いはずのタオルが、
薄くはなったものの、やはり若干、茶色いものが滲み出てきます。
やっても、やっても終わりそうに、ありません!


ヤニ汚れの洗浄

ご覧の画像は、ダッシュボードに装着されていますエアコンの吹き出し口。
顔の前または、左右の席の前に取り付けてある。
この部分は、直接、煙草の煙がかかる個所!
汚れ分解用の液剤を噴霧しただけで、一発で、このように茶色の滲みが反応した。
そして2枚目が、リアガラスと後部座席の真裏に当たるボードをはずして
先ほどの溶解液を噴霧してみたところの画像
ここも茶色の液剤を感知。
内部、内部まで、しつこい位に入り込んでいる。
これが、ヘビーな煙草を吸って
放置したままの状態の車の典型的なケース。


リアガラス周辺のヤニ除去の作業

やっても、やってもきりがない位に凄いっ!
本当に、この車、終わるんかな?
不安になるぐらいに、驚きの連続!
ここまで凄まじいのも珍しい。
おそらく過去の経験から判断しても、当社ワースト3に入るレベルだろう?
ズバリ本音で言いますと、儲かりません!
クリーニングの見積もり料金は、結構算出しにくいところもあるんです。
価値観は様々ですが、徹底してやると、やはり時間を要すものです。


細部をスチームで洗浄

今この画像は、スチーム洗浄方式で
ハンドル周辺やピラー周辺に、スチームの蒸気の力で
ヤニを浮き立たせる為、噴霧しているシーン!
手が入りづらい構造が、ハンドルの下あたりの奥の奥。
そういうところは、蒸気で勢いよく汚れもヤニも溶解させていくしかない。


天井のクリーニング

天井部分のサンバイザーや 左右のハンドル、ルームランプなどを
すべて取り外して作業をしています。
半分に仕切ったように、
施工した部分と 施工前の部分との違いが、ハッキリとわかりますよね?
サンルーフの際も、かなり、まっちゃ茶?


天井のヤニの除去作業の工程

スチームクリーニングの掃除機!
かなり火傷しそうなぐらいの温度が蒸気になって、
汚れている部分や、シミをスチームの力で浮かして 拭き上げて行っているシーン
掃除機の先端の白いタオル地が、茶色になっているのが分かりますよね?
汚れが酷いため、3枚目にあるように
汚れたものを何回も交換して作業をしているんです。
交換のサイクルは、今回のケースですと
3回から4回押しては引いてを繰り返し…で、このレベルですから
何回も洗濯をしないと、追いつかないぐらいです。


エアコンに滲入していたヤニの画像

ご覧いただいているのが、クラウンのエアコンが収まっている画像。
1枚目をよ〜く見て欲しいんですが、
グローブボックスをはずして、撮った手つかずの画像です。
画像の真ん中辺りに、丸い形状のパーツが取り付けてあるのが分かりますか?
ここに内蔵されているのがブロワーファン。
早い話が空気を送り込むための扇風機のようなもの。
2枚目が、フイルターが内蔵されている画像。
フイルターも、真っ黒です、交換された経緯があるのかな?
外気から入り込む空気をクリーンにする役目が
このエアコンフイルターですが、殆ど役目を果たしていませんね。
その上にあるカバーが上下して作動する構造です。
この作動する蓋(カバー)周辺にも、頑固に大量の脂が固着しています。
ヤニの成分が真っ茶色に溶けていっています。
表面だけ掃除しても、色々八方、手を尽くしても ヤニ臭が一掃しない理由は?
こういう所に堆積しているという事実を知らないのが原因です。
臭いの元を断たなければダメ!
3枚目が、この内部の脂を一掃したく
スチーム洗浄の勢いで吹き飛ばしているシーン。
この車の場合は、手が入りやすかったんで、ここまでの作業が出来たんです。
だから結果的にオーナーさんは、ラッキーといえるでしょう


エアコン ブロワーファンの分解

この画像が分解したブロワーファン。
このパーツには、モーター、電気系統が内蔵されています。
こういうところは、水気を嫌いますので慎重な作業を求められます。
臭いが気になる方は、こういうパーツも分解洗浄しないと、
一掃する事はできないのです。


エアコン ブロワーファンの洗浄

1,2枚目の画像がブロワ−ファンです。
このフィン(羽根)の部分に頑固にヤニが固着・・・。
ここを掃除することで新鮮な空気を、室内に送り込むことが出来、気分も爽快になりますね。
3枚目にあります画像は、茶色の液体がエアコンの本体(エバポレ−ター)に入り込んで
堆積されていたヤニや排気ガスなどが流れ落ちて
このような汚い色の状態になっている証拠写真です。


シートベルトの洗浄

この部分は、もっとも使用頻度が高いだけに
通常のところよりも、綺麗にしておきたい。
いいスーツも台無しになるし、
デートで彼女に嫌われないためにも清潔にしたい!
これは、別にプロでなくても、誰でもできる掃除だから参考にしてください。
まずは、洗剤をたっぷりスプレーして
頃合いをみて白いタオルで拭きあげてください。
酷く汚れているようでしたら、熱湯を用意して タオルに含ませて拭き掃除。
熱の作用で汚れは落ちやすくなります。
この際にシートベルトを全部 引き出した方がいいでしょう?
ぐるぐるに巻かれていますから、根本から、お掃除された方が無難です。
今回のこの車は、異常なぐらいヤニが凄まじく付いている状態ですから
あらゆる手段で洗浄しています。
温水、スチーム洗浄と色々やっています。
しかし、ここまで付くか?
と思うぐらい想像を絶して出てきます。
キリがないぐらいに出るわ!出るわ!
作業工程は、参考になりましたか?

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