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フェラーリー430
本来の赤を強調するのがテーマとして、研磨スタート!
ところが、メタリックの粒子の様なモノが無数に付いているのを発見。
塗装ミストの付着のため、再度、研磨をやり直すこととなりました。

フェラーリ430のマスキング作業
今からスタートするフェラーリのコーティング加工。
マスキングしながら、塗装面の観察をしている。
形状が曲面が多く複雑だから、マスキングも貼りづらい箇所がある。
よ〜く見ると、飛び石は、やはりあるね。
これから更に注意深く観察して、どの程度で仕上げるかをイメージしながら、
今回は、シングルポリッシャ〜、
ギアアクションポリッシャーで磨くことにしてみる。


研磨工程

まずは、軽くジャブから、よく見ると塗装した痕がやはりあるネ。
深追いは禁物だ。
ガンガン磨かないレベルで、仕上げる段取りで請けているので追いかけない。
形状がいいね?
ポルシェもそうだが、このRラインが流線形で、オイラは好きだ。
左ヘッドライトの部分に透明の塗装の垂れが見られた。
ボンネットとの隙間の、エッジ部分にもペーパー目の痕が見える。
本来の赤を強調するのがテーマだから無視していく。
今日使用するのは、デユラグロスという、光沢性に富んでいるコーティングを使用予定。


ボンネット周辺の研磨

今、使用しているポリッシャーは、BOSH製のギアアクションポリッシャというマシーン。
研磨力は高くないが、細かい傷消しなどに有効だ。
左のボンネットコーナー部は、くすんでいるね、形状も磨きづらいせいだろうか?
ある程度、細かい傷は、無視して処理して行っている。


塗装ミストの研磨

右側フロントフェンダーに塗装の修復暦アリ。
よく見ると、ピンホール(針のような穴)が、上から見て、ヘッドライトに向けて無数にある。
さらに、ボンネットの際にも、同様にある。
いくら軽い研磨といっても、これは見逃せないので
又シングルのポリッシャに持ち替えて、高回転で塗装のミス部を研磨除去していく。


ピンホールを研磨で除去

こういう場合は、いきなりポリッシャーを全開にしないで、
スイッチを入れたり切ったりしながら、
ピンホール周辺を徐々に加圧して研磨するんだ。
ニキビ痕のようで、好きになれん!
やはり手抜きは出来ない性分
塗装表面のミスの分野なら任しときな〜!ってな具合で、ボンネット周辺はこの辺で終了!
3枚目の画像が除去研磨した画像。
えっ?やたら早いって〜?
そういう打ち合わせになってるのよ!
何日も預かりたくないし、次も詰まってるし、サッサッとやるからね。
割り切るときは、割り切ることも肝要なの。


ボンネット周辺の最終研磨

ボンネット周辺は意外と塗装ミスを修正する部分が
多くあったのでキレイ綺麗に仕上げた。


右リアクオーター周辺の塗装の異常発見

右クオーターパネルのタイヤハウスの上の部分と谷間に、
フロントと同様、ピンホール、他ペーパー痕あり。
チョッと作業しにくい箇所だが、
見逃がせないから、不利な格好で磨いている。
やもすると、塗装を剥がしかねない非常に危険!
バフの先端部分に集中して、ゆっくり回転しながら研磨しているんだ。


ピンホール除去後の最終研磨

さっき装着していたバフはウールバフ、研磨力に優れている。
そして次にウレタンバフに変えて、さらに、研磨していく。
最後はギアアクションポリッシャーで、肌調整して仕上げていく。
地味な作業でしょう?
次は、水銀等をつけて、パネルの側まで近づけて磨く。
サイドパネルは、光を追いかけながら、
傷の具合を追いかけて研磨しながら、小傷を消していく工程だ。


左サイドパネルの研磨

この部分は、何だかおかしい?ヘン?
メタリックみたいな粒子が細かく付いている、何だかヘン?
ドアー下は、研磨しづらい箇所だから、低い態勢で磨くしかない。


磨き後の観察画像

フェラ−リ磨き終わったまではいいんだが?
素手で触って仕上がりを確認したら、なんだかザラザラしている箇所が幾つかあった。
どうやら、どういう事情か分からないが、
塗装が飛んでついたような感じになっている。
よくよく見ると、メタリックの粒子の様なモノが無数に付いているんだ。
ルーフ、両サイドパネル付近を再度、磨くしかない。
やれやれだね?
軽く磨く段取りだったから、一安心していたが、又やり直しだ。


塗装ミスト付着

イヤイヤ〜、手で触ってもザラザラの鮫肌状態。
折角、磨いたが、やり直しだ!
タバコのセロハンで触ると、凄いことになっている。
ザラザラもいいところ、鳥肌が立つぐらいにある。
通常ならペーパーを使うところだが、今回は慎重にしないと塗装を剥がしかねない。
今粗めコンパウンドで研磨してみるが、なんだかスッキリしない。
頭の中で、思案している、何でこんなに着いているか?
当然、ここでは塗装していないから着く訳もないし、
想像するに、オークション出荷前に業者が、塗装工場に依頼したが保管が悪く
他の車両と同時に作業中に飛来したものと判断する。
メタリック粒子だから、それ以外、考えられない。
磨きも振り出しに戻ったな〜、参ったな〜、やるしかないけどね。


ドアーミラー付近の塗装異変?

ドアミラーは固定部分のため、ポリッシャーが入らない。
ミニポリッシャーでも届かない。
1枚目の画像が塗装の異変状態の画像だ。
ややボヤ〜ンとしいて丸い感じのところが、特に、ザラザラしているんだ。
黄色い矢印マークの先端分、縦横約10センチある。
道具が入らないので、ウエスとコンパウンドで手仕事でゴシゴシやるしかない。
非常に見づらい塗装粒子なので、手で触ったり、よ〜く見ないと見逃しがちになる。
作業が捗らないから、しんどいね〜。


フェラーリの磨き工程完了

ようやく磨き終了。
1年4回メンテナンス付きで、契約頂いた今回のフェラーリ430。
最初の下地は重要なので、
時間は掛かったが、次からのメンテナンスが、大分、楽になるはずだ。
これから、コーティング工程に入る予定。
光沢を重視なので、デユラグロスコーティング加工。
今回は、これで仕上げることにする。


コーティング加工の工程

予定をかなりオーバーしてしまった。
アクシデントは良くあるもので、今回は予期しなかった塗装ミストの付着。
保管場所が屋根付きで、ペンキ補修した経緯もない。
とすれば、落札前の業者出荷時の問題と判断せざるえを得ない。
今回は、明らかに出品前に小傷を補修して、出品したものと推測する。
その理由は、フロントバンパー、右フロントフェンダー、
右クオーターパネルに塗装した痕跡があったからだ。
概ね、この手の車は、再塗装した車が多いが、今回は、仕上がりにイマイチ、
雑な箇所があったから尚更だ。
板金塗装修理中に平行して作業をするケースが大半だが
塗装場所と隣接した場所に保管して居たものと推測する。
平行して作業していた別の車両の、メタリック塗装のミストが飛来してついたのだろう?
今は、知る由もないが、仕上がりがいいなら、よしとしよう!


コーティング加工完成

ようやく完成したフェラーリ430。
疲れたね〜?
後は、外へ出してアルミホイールタイヤの洗浄が終了して
外装に問題なければ、お返しする予定。
気を遣うね〜?
明日は、オーナーさん仲介の彼と試運転しに行ってくる。
責任者が居ないと不安だからね。

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