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アルファロメオ146TI
ピンホールの様な塗装肌に、苦戦しながらの研磨作業でした。

ボンネット研磨
アルファーの塗装は、粗いのが特徴で、ゆず肌仕上げは、当然のようにある。
鉄板がウネって、さっきからポッコン!ポッコン!と音を立てて唸っている
ポリッシャーを抑え気味に加圧して研磨するためで、
鉄が摩擦熱で圧延作用を起こしているためになるんだ。
この位、力を入れていかないと、粗い肌の凹凸は、中々消せないもの。
あらかた終了したら、後は全体の磨きを終えてから再度仕上げをする予定。


研磨の続き

左側面は結構、小傷が多くタッチペン痕も多く、大半が光沢の無い状態。
アルファーの赤は、発色がいいので、キッチリ磨けば
いい感じに、なるはずだからもう一丁がんばるべ〜!


ルーフ

アルファらしい塗装状態で酷い・・・。
針の穴のように塗装にブツブツが無数にある。
その他にも、深いウオータースポットも無数、鳥の糞の痕らしい箇所も無数にあるんだ。
3枚目は、左半分をあらかた磨いて、今から右のほうを磨く。
蛍光灯の映り込みだけでも違いが分かると思いますが?
早く、この状態を切り抜けたい、それほど力を要す研磨作業なんだ。


ルーフ研磨

殆ど映りこみのない状態から、ここまで研磨するのは体力を消耗する。
ガンガンにポリッシャーを抑えて、
蛍光灯の映り込みが出来るぐらいまで磨くと、流石に腕も頭もパンパンさっ!


ルーフ研磨

このアルファーは、右側部分を事故修理している車で、
左ハンドルの関係もあるでしょうが、
得てして運転席の反対側を擦ったりするケースが多い。
右側を修理していたケースで、右側は綺麗に仕上がっている。
それで、左側面も、
右側の塗装の肌に合わせるため、深い研磨を余儀なくしている。
かなり粗い感じで仕上がっているアルファー、
映り込みを良くする為には、必要以上に研磨するしかないんだ。
少なからず、周りに何が、あるか見えるレベルまで、研磨するのが今のテーマだ!


ボンネットの最終研磨仕上げ

このボンネットで、ほぼ最終仕上げの磨きが完了。
最終には、このマシーンを使用する。
ウールバフとポリッシャーで高回転で研磨する工程で、どうしてもバフの目が付く。
今度は、それを消すために、違うポリッシャーに持ち替えて
更に、鏡面になるように、とことん磨いていく。


磨きの続き

さて、ボンネットの磨きのつづき。
丸いバフメが、どうしても気になるんだな〜。
これを消すために、見える角度から磨いている。
特にこの色は、目立つから、しっかり見落とさない様に磨く必要がある。
このボンネットが終わったら、次は、
右側を確認しながらバフメがあれば、最終の研磨で消していく。
根気が要る仕事なんだ!


磨く前と後のアルファのボンネット

1枚目が、初期のボンネット。
2,3枚目が磨いた後の画像。
鮮やかの違いを確認して欲しい。


コーティング工程

ようやくコーティング工程に入った。
このアルファーの一番の難所は?
塗装の肌が、よくないことに尽きる!
とにかくピンホール状の穴だらけなんだ。
そうした場合、この穴にコンパウンドが入り込み、逆に悪く目立つ点だ。
だから厄介だ。
左側面が特に、おびただしい位に酷い状態だ。
ある程度、妥協せざるを得ないレベルで仕上げた。
ルーフに関しては、すでに塗装するしかない。
鳥の糞の痕、ウオータスポット、樹液が盛りだくさん。
今回使用したコーティング剤はPGコート、親水性のコーティングだ。


最終仕上げ

室内で観察した場合と青空で観察した場合とでは、見える所と、そうでない所とがある。
コーティングの拭き残りがないかどうか? などを確認して仕上げている。
これから樹脂バンパーの黒い部分の、専用剤でコーティング加工して大体完了だ。
ドアーヒンジ周辺にコンパウンドが固まっていないか、
アウトサイドハンドル周辺を細かくチェックして、割り箸などを工夫して汚れを落とす。
ドアーの内部やステップ、ヒンジ周辺も、汚れを拭き上げて、ここにもコーティング加工する。


樹脂バンパー

この時代のアルファー(1999年登録)の車は、
多くのバンパーは、黒い樹脂性で製造されている。
今のアルファも樹脂に代わりはないが、色付けしてあるから判らないだけで、
ある意味アクセントにも、なっているのかも知れない?
しかし欠点は、WAXなどが入りやすいから、汚く見えるもの、そして白っぽくなりやすいのも欠点だ。
黒くなるコーティング剤を塗布しているところ!
ボディー全体が鮮やかになった分、こういう箇所を見逃すと、かえって目立つようになる。
こうして黒々することで、全体が引き締まって見えるもの。

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