ネットギア 板金塗装の作業工程一覧へ ネットギア トップページ
BMW740i
フロントフェンダーは、タイヤハウスの凹み修理の紹介です。
リアバンパーは、マフラー周辺の形状を作り直したいとのご要望で、 新品のスポイラーから作ることになりました。

BMW740i
さて、こちらのBMW740iの修理工程をご紹介します。
まず、修理箇所は、画像でも分かると思いますが、
右のフロントフェンダーがガッツリと凹んでしまっていて、
バンパーが外れてしまっています。
それと、後ろのリヤバンパーのスポイラー(マフラーの出口の所の形状)が、
お客様的に、どうも気に入らないとのことです。
(↑ どこかで、作ったらしいのですが・・・。)
今回、新しくスポイラーを頼んでもらい、
作り直す事になりました。(ひゃ〜、こりゃ大変だ!)


フェンダーの修理工程

まずは、フロントフェンダーの修理なんですが、
ガッツリと凹んでいる所を、裏から手を入れて、叩き出します。
そして、手の入りづらい所は、
表からスタッド溶接機で溶接をして、引っ張りだしていきます。
ある程度、鉄板が出たら、ハンマーで表と裏を叩いて、整形します。
最後の画像なんですが、
フェンダーの先端(丁度ウインカーレンズの下に辺る所)が、
FRP(グラスファイバー)で作られた物が、付いていました。
画像では、バリバリに割れてしまっています。
このFRPは、後期仕様にする為に、ウインカーを変えると、
ウインカーの幅が小さい為、フェンダーとウインカーの間に、
2,3センチの隙間が開いてしまうのです。
これを、くっ付けて隙間を埋め、形を合わせる物の様です。
本来であれば、新しい物を用意して、くっ付け直すところですが、
今回は、「これぐらいであれば、作ってしまった方が早いだろう!」との判断で、
同じ形にファイバーで作って、直してしまいました!


グラスファイバーにて成形

1枚目の画像が、新たにファイバーで作った物になります。
(画像の向かって左側の物がそうです)
もともと車に付いていた、グラスファイバーの後付パーツから、型を取って作りました。
そして、サンダーで、余計な部分を削っていき、形を整えます。
(余談ですが、このファイバーを削った粉が、肌に付くとチクチクして痛がゆいでございます)
形を整え終わったところで、ウインカーレンズを取り付けて、
仮にボディーへ合わせて、位置を決めていきます。
レンズとの隙間や、高さがバッチリ決まったところで、いよいよボディーにくっ付けていきましょう!
っで! 最後の画像が、くっ付けた後の画像になります。


フェンダーの修理工程

ウインカー下部にファイバーで作ったパネルをくっ付けましたので、
凹みを修理した所と一緒に、まず、アルミパテと言う物を付け、整形していきます。
画像は、アルミパテを付け整形し、
次に、キメの細かいパテを付け、更に整形して、仕上げた所です。
こちらのパテを、整形するにあたって気を付ける事は、
ウインカーとの隙間を左右対称にするのと、高さを合わせる事です。
その他、ラインや、アーチ状の部分にも気を付けなければならないので、
チョイと難しい作業になります。
ですがっ!
最後のサフェーサーを入れた画像を見て頂ければ分かると思いますが、
キッチリと形が出来ているではないですかー!
それでは、フェンダーが形になったところで、
次にリヤバンパースポイラーの作業工程に続きます。


リヤバンパー

最初の画像は、もともと付いていたリヤバンパースポイラーです。
お客様は、この形と、ちょっと斜めになっている具合が気になるらしく、
こちらを新品のスポイラーで作り直してほしい、と言うご依頼です。
早速、作り直していきましょう!
まずは、形を合わせたいのですが、
何と!この新品スポイラーは、マフラーの出る所が、狭すぎて入りません!
なので、マフラーの出口部分を、大きくカットして、
リヤバンパーに合わせていきました。
とりあえず、リヤバンパーにスッポリとはまり、
ピッタリと合わせる事が出来ましたが、問題はココからです!
お客様としては、前のような角ばった形ではなく、
滑らかな、そしてカッコイイ形にして欲しいとの、難しいお題を頂きましたので、
出来るだけ、お客様のイメージに沿う様に、頑張りますっ!


リヤバンパー

FRP(グラスファイバー)で、マフラーの出口の所のカットを作っていきます。
ここで、注意をしたいのは、マフラーとの間隔を、
広すぎず、狭すぎず、適度な所で形を作っていきます。
まずは、大まかな部分をファイバーを貼って作っていき、
乾燥させてから、余計な部分を削ります。
そして、細かい部分や丸みの部分に、更に、ファイバーを貼って削っていきます。
では、一度、リヤバンパーに着けて合わせてみます。
この様な、作業を何度か繰り返して、ある程度の形が出来てきました。
どうでしょうか?だんだんと形が見えてきましたよね!
ここまで来れば、後はパテを付け、更に、細かな部分を整形して作り、仕上げていきます。


リヤバンパー

最初の画像は、ガッチリと固まるアルミパテを、付けたところの画像です。
そして、パテを研ぎこんで、形を作っていくのですが、
これがまた、繊細さを要する作業になります。
特に、反り返った感じの逆アールの部分や、全体的に丸みを付けてありますので
かなり神経を使った作業になります。
そして、パテを仕上げて、サフェーサーを塗っていきました。
画像を、ご覧ください。
どうですか?
このビューティフルな形になったスポイラー!
これなら、お客様も納得して頂ける事でしょう!


塗装工程

手間の掛かる所は、大体終わりましたので
後は、ちょっとした擦りキズが有った箇所の修理に入ります。
フロントバンパーと、その下に付くスポイラーのキズを削って取り、
サフェーサーを入れて、すべての下準備が整いました。
そして、塗装の開始!
あっ!という間に、塗装終了です。
3枚目の画像は、塗装終了後の画像になります・・・。
(画像でご紹介すると、あっ!という間ですが、
実際は、色々なプロセスが有り、決して、あっ!という間ではございません!)
ここまで来れば、完成はもう直ぐになります。


フロントバンパー&スポイラーの取付作業

塗装を終了しました、フロントバンパーとスポイラーを取り付けていきます。
メッキモールやその他 付属品など外せる物は、全て外して修理をしましたので
キズを付けない様、慎重に取り付けていきます。
そして、フロント周りの組み付けが終わり、取り合えず、前の部分は完成です!
後は、後ろのスポイラーを付ければ、すべて完成です。


リアスポイラーも完成!

1枚目の写真は、元々付いていました、作業前のリヤスポイラーです。
2〜3枚の写真は、今回作りましたリヤスポイラーの画像です。
どうでしょうか?この、なめらかな流線型!
ビフォー、アフターとして、見比べてみて下さい。
お客様にも、喜んで頂けた様です。

ネットギア 板金塗装の作業工程一覧へ ネットギア トップページ