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イプサム
リヤドアからリヤフェンダーにかけてのキズ修理。
損傷が大きかったリヤドアは交換をすることになりました。

イプサム 修理箇所の確認
今回は、イプサムの修理工程を、ご紹介していきます。
まずは、損傷箇所ですが、右のリヤドア、そして
右のリヤクォター(リヤフェンダー)です。
画像で、白い丸で囲ってあるところが、凹んでいる範囲になります。
リヤドアの方は、凹みと歪みの範囲が広い為
新品のドアに、交換作業となりました。
そして、リヤクォーターの方は、画像では分かりづらいかもしれませんが、
ドアの付近からアーチ状になっている真ん中辺りまで凹んでしまっています。


リヤドアの交換

まずは、リヤクォーターの板金からですが
凹んでいる部分の鉄板を、引っ張り出してパテを付けていきました!
そんなこんなをしているうちに、
新品のドアが部品屋さんから届きましたので、
ドアの裏側をボディー色に塗っていきます。
(↑新品のドアは、塗装がされていませんので。)
そして、裏側を塗り終わったところで、
次に、交換するドアを外す準備に入ります。
何からするかと申しますと、大まかな物で言うと
まずは内張りを外していき、そして、ドアに来ている
配線を、外してしまいますので、ガラスがスイッチで
動くうちに、ガラスを外してしまいます。
次に、外れた状態でも、簡単に外せそうなパーツは後回しにして
(この状態で、すべてを外してしまうと後で、
取り付ける時に、取付位置を忘れてしまう危険もありますので・・・)
交換するドアを外して、新品のドアに付け替える作業に入ります・・・


塗装前の準備

損傷したドアを外す準備をしましたので、
新品ドアをまずは、付けてしまいます。
最初の画像は、新品ドアを取り付けた後の画像になります。
大きなズレも無く、若干の調整のみで、正規の位置に取り付けることが出来ました。
画像を見て、
「何故?ドアが黒いの?」と思っている方がいるかもしれませんね!
新品のドアは、こんな感じの色で、送られて来ます。
なので、他のメーカーのお車でも、
新品のドアに交換する際は、必ず塗装が必要になるのです!
参考までに・・・。
そして、新品のドアが無事に、取り付けられたところで
板金をした、リヤクォーターのパテを研ぎ、サフェーサーを塗って、下地を仕上げていきます。


塗装工程

それでは、下地の準備が整ったところで、塗装に入りたいと思います。
キレイに紙が、張られていますよね!
これが俗に言う、紙張り(マスキング)と私達は言っています。
お分かりの通り、塗装をしない部分に、塗装が付かないようにしているのと、
ドアを開けた内側などにも、塗装が入らないようにしています。
(なので、かなり重要な作業です)
「なぜ?フロントドアも塗装をするようになっているの?」とお思いますよねぇ?
メタリックやパールなどの塗装は、隣接するパネルに、
ベース色を馴染ませる為、ボカシという塗装を施します。
これは、調色をして色を合わせても、メタリックやパールの粒子の並びを、
本番の塗装で全く同じように塗装をするのは難しく、
色が変ってしまうのを防ぐ為に、必要な作業となります。
(他にも理由はありますが、またの機会にしましょう・・・。)
今回のこちらの色も、かなり粗い粒子のメタリックになりますので、
メタリックをボカシて馴染ませる為に、フロントドアも塗装が必要になります。
そして、ベースのシルバーを塗っていき、クリヤーでツヤを出して、塗装完了!
塗装前の(当然ですが)違和感のある状態から、見違えるような状態になりましたよね!


終盤の作業工程

塗装が完了したので、まずはガッチリと乾燥させていきます。
そして、塗膜が乾いたところで、
ポリッシャーという機械を使って、肌調整も兼ね
塗装した面を、鏡面に磨いていきます。
磨きが終ったら、次に組み付けです。
元々付いていたドアから、新品のドアへ細かなパーツを付け替えていきます。
(大まかなパーツは塗装前に、付け替えてありますので)
そして、何より難しく、面倒な作業が、
黒いテープを、ドアのサッシ部分に貼り付ける作業になります。
こちらは、車によっては、半ツヤの黒に塗装していくタイプもございますが、
このイプサムは半ツヤの黒テープを、貼り付けるタイプになっています。
まずは、張り終えた、完成画像から。(3枚目の画像です)
テープを張っている模様は、この後ご紹介したいと思います。


完成

半ツヤ黒テープ貼り方ですが、
今回の方法は、ドアのガラスに貼るフイルムと同じように、貼っていきました。
まずは、ドアのサッシに貼る部分を、キレイに洗浄して
ゴミなどを取り除いていきます。
そして、霧吹きに水を入れ、少しだけ食器洗いなどに使う
洗剤を入れて、テープをくっ付きにくくします。
なぜ?くっ付きにくくするかと言うと、一度、完全にくっ付いてしまうともう、
剥がれなくなってしまうからです。
貼っている時に、誇りなどが入ってしまっても、取れなくなってしまうのです。
その為、洗剤入りの水を、テープとサッシの部分に
吹き付けて、滑らせながら、ヘラで擦って、水分を
抜いて、ちょっとずつ貼り付けていきます。
(う〜ん、説明が難しい・・・)
まっ!とにかくちょっと面倒で、難しいということです。
そして、何とか上手く貼れましたので、すべて、完成となります。
元の、キレイな姿に戻りましたね!

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