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レガシー
国産車の場合、10万km毎に交換が必要な
タイミングベルトの交換作業です。

レガシー BP9 水平対向エンジン
BP9 レガシーアウトバックです。
スバルはずっと、この水平対向エンジンを進化させてきていますね!
『水平対向エンジン』と何故呼ぶのでしょう?
それはV型エンジンを・・・もっともっと広げて!?
180°開脚しちゃったエンジンです(^^)
ピストンが左右に水平に動いているんですよ!
だからそう呼びます。 何となく分かりますかね???
今回のエンジンはEJ25シングルカムのSOHCエンジンです!
タイミングベルト交換の作業開始です!
これといって・・難しい構造には見えないので、サックと交換しちゃいましょう!?


レガシー BP9 タイミングベルト交換

さぁ〜、EJ25エンジンのタイミングベルト交換開始です!
たいていの車はラジエターのアッパーホースを外すので、まずは冷却水を抜くことから開始です!
というか、ウォーターポンプも交換なんですがね(^_^.)
今回のタイベル交換までの作業は・・・苦戦することなく出来ました!
っと言っても、それなりの工具等があるから出来るんですがねっ!!
しかし、このエンジンは・・・タイベルは長いし、
あちらこちらにプーリーベアリング等が使用されていて・・・
部品代だけで結構いい金額します。
でもメーター読みで10万km・・・信号待ちや渋滞などでも、
エンジンは常に回転していますよね!!
イコール=タイベルも回り続けています。
どうです??少しは『ゾっと』しませんかぁ(゜o゜)
そんなこんなで・・この辺りの部品は省くことは出来ません!
しかし・・・メーカー側はそこも先読みして設計しているんでしょうか???


レガシー BP9 タイミングベルト交換 続き

タイベル関係の部品をすべて交換しました!
あとは・・・オートテンショナーのダンパーストッパーピンを引き抜くだけです!!
(またまた書いてて思ったのですが、オートテンショナーの仕組みを話してませんでしたね!?
・・・それはまたの機会ということで・・・!?)
以前にも話しましたがタイミングベルトは、やみくもに取付けてはいけません。
ギアをきちんと合いマークにあわせて組まなければなりません。
ただ・・組付ける時は当たり前ですが少しゆるゆる状態で取り付けます。
(ピーンと張った状態では・・ベルトが組めませんからね!)
そこで・・・最後にベルトに張りを与えるんですが、
たまにベルトを張った瞬間・・・合いマークがずれることがあります(゜o゜)
もしズレたら、もう一度ベルトを外してやりなおしです。
(最近はそんなミスはしなくなりましたが、若かりしき頃は!?)
一応これで組み終わったのですが・・・カバーを復帰する前に、
もう一度、あることをして確認するんです!


レガシー BP9 タイミングベルト交換 続きの続き

最後に復帰する前に必ずすることは・・・
クランクギアにボルトを差し込んで、手動でクランクギアを回し、
再度合いマークに合わせて、ズレがないか確認します。
基本的にはクランクギアが2回転でカムギアが1回転します!
(なぜ??っと突っ込まれると・・身振り手振りがないと説明が・・!?)
画像が3枚しか載せられませんが・・右カムギアも合ってますよ!
この合いマークが1コマずれてエンジンをかけてしまうと・・
かなり調子が悪いエンジンになります(゜o゜)
(なんでそんなこと知ってるんだぁ〜???っとは突っ込まないでください!?)
ちゃんと組み終わり・・エンジン始動です。
かなり慎重に組んで、確認も何度もしてるんですが・・・
キーを回しエンジンをかける時は、産まれたばかりの赤ちゃんに触れる時のように、
そっとキーをひねっています(^_^.)
自信が無いわけではないんですがねっ!!!

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