ネットギア 車検・整備の作業工程一覧へ ネットギア トップページへ
セプター
ラジオアンテナを伸ばしたまま、立体駐車場に入れてしまったそうです。
ポキッとおれてしまったアンテナの交換作業の紹介です。

セプターワゴン ラジオアンテナ交換@
ラジオアンテナ交換です。
しかも今回はオートアンテナと呼ばれる伸び縮みが電動タイプです。
最近の車にはこのタイプは使われなくなってきたように思えます!?
このタイプのアンテナは・・・
高速走行時に伸ばしていますと、反り返ってきてしまって・・・縮まなくなるのが大半かと!?
私は思っています(^_^;)
今回のオーナーさんは・・・立体駐車場に入れる際にうっかり伸ばしたまま入ってしまい、
ポキっと折れてしまったらしいのですが。。。
オートアンテナ一式の部品代は調べてはいませんが・・3万近くは大抵するんですよ!
でもアンテナのみで部品交換修理が出来るタイプもあります。
この度のセプターはアンテナのみで交換できました。
次回その模様の画像は撮ってありますのでUPします。
ちょっとした電気知識が必要になります。


セプターワゴン ラジオアンテナ交換A

オートアンテナの分解です。
オートアンテナの仕組みは・・・ただ単にアンテナが棒上下しているようにみえますが、
実際はアンテナ内部に細い棒が入っていまして、
その細い棒がアンテナ下部に付いているモーターで巻取ったり出したりしています。
だからオートアンテナは手動に比べて太いですよ!
この度は折れた残りの細い棒がモーター内に巻込まれてしまっていますので、
アンテナモーターごと車両から外して、モーター内部から残がいを取出すことが、
まず第一歩の修理です。
原理は簡単です!外したあとは新しいアンテナを入れればOKです。
と、簡単には書いていますが・・・普通に入れても入っては行きませんよ!
モーターを動かし巻込みながら作業しなければなりません。


セプターワゴン ラジオアンテナ交換B

オートアンテナの新品を巻込みです。
まずは古いアンテナの残がいを取除き・・・また蓋は閉じてしまいます。
このあとは新品アンテナをモーターを回しながら巻込ませればOK!
今回は・・アンテナ部品の供給に少し時間がかかってしまうので、
車両本体は預からずにアンテナ部分のみ外して預かっていました。
モーターを駆動させるのには車両に部品を取付ければラジオのスイッチで駆動しますが、
今回は車両が無い状態でしたので、強制的?に電気を流して回しました!!!
アンテナのような正回転&逆回転するモーターの電気の流れは、
基本的にモーター本体から2本の配線が出ている場合・・・
どちらかが+でどちらかが−で・・・正・逆回転のどちらかに回ります。
+・−を逆にすることによって回転も逆になります。
パワーウインドのモーターも同じような電気の流れになっていますよ!
この電気回路を知っていないと???になってしまうんですよ!
普通に考えると・・上下するのに+・−がスイッチで逆に流れるなんて思いませんよね??
(私も超〜新人の時に先輩に教えて頂いて、今に至っています。)

ネットギア 車検・整備の作業工程一覧へ ネットギア トップページへ