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セレナ
ガラスコーティング剤を購入し、お車全体に塗布したものの
拭き上げる時間を見逃してしまい、ガチガチに固まってしまい・・・ご来店となりました。

セレナ コーティング剥がし
お問い合わせのお電話から始まり、
お昼頃に来店&ご入庫されたセレナのお話です。
オーナー様がお車を大事に乗る為に
ネットでガラスコーティング剤を購入(約一万円ほどの・・・)。
ルーフ、ボンネット、側面、樹脂パーツなど
塗れるところすべてにコーティング剤を塗り、
「さぁ!拭きあげよう!!」
としたところ、すでに時遅し(;一_一)!!!
ムラなく塗り込んだコーティング剤は
拭き上げる前に乾いてしまい、白く硬く固まってしまいました。。。
ガラスコーティング剤は硬化が早く、
ガラスと名がつく通り、
硬化してしまえばガッチガチに固まってしまいます。
とくに夏場ですので硬化の時間は早まります。
なぜこのような事態になってしまったのか・・・
まず取扱説明書をちゃんと読みましょう(;_;)
コーティング剤によって施工の仕方は異なります!!
ガラスコーティングはWAXとは別物です!!
拭きあげるタイミングを説明書でよく確認してください。
このガッチガチのコーティング層を、研磨で削り、元の状態に戻していきます。
オーナー様の前で一度ポリッシャーで磨いてみましたが
2度塗りされたらしく・・・その分、簡単には削りきれません。
塗りムラも出ている為、厚く塗られているところと
薄く塗られてるところが均一の力で磨くとよくわかります。


ボンネットの研磨作業

コーティング剥がしの一部をご紹介します。
ボンネットです(@^^)/~~~
写真を見ていただければお分かりになると思いますが
コーティング剤が硬化して、ボンネット表面に白く固まっています。
最初にポリッシャーと粗いコンパウンドで
普通に研磨をしてみましたが
ガラスコーティングがガッチリくっついていますので、やはり中々剥がせません。。。
ですので、ペーパー研磨を行うことにしました!
番手の高いペーパーを使用し
徐々にコーティング層を削っていきます。。。


ボンネット研磨のつづき

ボンネットの状態を確認しながら
ペーパー研磨を行っていきます。
削りすぎるとコーティング層の下の
クリア層まで削ってしまいますので。。。
ペーパー研磨で
ボンネット全体が真っ白になりました(−−〆)
削っている証です。。。
ある程度、ペーパー研磨を行ったら
通常のポリッシャーと粗いコンパウンドでの研磨作業に戻ります。
ここでコーティング剤は削り終えている状態です!
あとは全体を細かいコンパウンドを使用して
研磨をしていき、表面を整えていきます。


コーティング剥がし完成

磨き終わったセレナです!!
白く固まったコーティング剤を
すべて剥がし終えました($・・)/~~~
今回、ボディのみコーティングを研磨しました。
樹脂パーツなどは、ポリッシャーの回転熱で
変形してしまったりするので研磨作業はできません。
交換でしか対応できません。
それでも一番目につくボディが元通りになったので
オーナー様にも喜んでいただけて、よかったです(*^_^*)
以上、セレナのコーティング剥がしでした($・・)/~~~

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