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ベンツ
3回目のメンテナンス加工でご入庫。
今回は、ボディー以外に、アルミホイールにもWhelm加工をしました。

ベンツ 3回目のコーティング加工
今掛り始めた、このベンツ。
今回で3回目になるコーティングのお得意様!
このベンツは、約3年落ちのディーゼル車で
近所なので納車、引き取りに行く事があるんだが
非常にパワフルな走りをする。
すいすいと追い越しするモンスタカーだ。
かなり いじってあるから、尚更だろうが
ポルシェやフェラーリとは、また一味違ういい走りをするから
個人的には、好きな車。
今回は、細かい洗車傷を消すがメインの作業。
いわゆるヘア−スクラッチと呼ばれる大きく丸い線傷が目立つんだね。
しかも読んで字のごとく、髪の毛のような傷。
だから、このボンネットの磨きに、集中的に時間を取られそうだ。


ボンネットの磨き

見て頂いた通り、半分だけ磨いた後のベンツの画像


ボンネットのバフ目消し

今作業しているのが、バフ目と言われる
丸い薄い傷を消しているシーン!
これが結構ややっこしい作業なんだ。
時間も取られるし、最大の難題だろうね、あ〜〜しんどい!


側面のヘアースクラッチの傷消しの磨き

大きな目立つ傷は、飛石以外は、あまりないんですが
やはり、どうして洗車時についてしまう洗車傷(ヘアースクラッチ)は
黒い色だけに目立ち避けられないようです。
勿論、この様な特殊なライトで当ててみないと
多分、見えない状態かもしれません。
室内で見ると分らないのに、
太陽光の下の外へ出してみると・・・ギラツキなども見えたるするもの。
昨晩も8時位まで作業をしていたんですが
今は外へ出して確認したら、やはりギラツキがある。
今日は、大半、外での作業がメインとなる。


アルミホイール、鉄粉除去作業

このベンツの方は、アルミホイールの鉄粉も気になっていらして
コーティング加工をする事になったケース。
今回は、裏側も気になるので、一掃して、綺麗にしたいとの。
全てのアルミタイヤを外しての作業となりました。
先ずは、鉄粉除去専用のアンモニア臭い強力な液を全体に噴霧して
鉄粉が溶けるのを待って、徹底して洗浄していきます。
頑固に媚びり付いている場合は
トラップ粘土やペーパーで研磨する場合もある位
あまり手入れされていない車は強烈に鉄粉が付着して
一寸やそっとでは、取れません。


鉄粉専用の強力洗剤

この様に鉄粉だけに色が反応します。
一般に市販しされている液材とは、濃度が違うと言いましょうか?
市販されている液材は、ほのかに いい香りがするものが含まれていますよね。
ところが、我々プロが使用する液材は
相当強烈だから息ができない位
鼻にツンとくる感じが、するぐらいにきつい。
形状にもよりますが、この様な手が入るアルミホイールですと
外さなくても、まだ手入れしやすい方です。
輸入車は、ものすごく黒くなりますので
ボディーの洗車よりも大事な洗車でしょう。


アルミホイールコーティング加工

理想的な加工方法は、当然といえば当然ですが
この様にタイヤを完全に取り外して
隅々まで塗布するのがいいに決まっている。
先ずは、塗布前にシリコンオフ(脱脂作業)、
塗布するコーティング剤の密着性を高めるために必ず行う工程で、
プライマー的な役目でもある。
今回塗布している液材は、Whelm(強力なフッ素系コート剤)、
今現状当社で加工している、一番人気の主流のコート剤。
熱に強い特性と耐薬品性がある為、
さまざまな環境劣化に耐えられる素材と言われているらしい。


キャリパーのコーティング加工

キャリパーにも有効なコーティング。
当然と言えば当然ですが、
金属であれば すべてに有効、このほか樹脂にも有効。
ボディー、アルミホイール以外で、有効な素材として列記すると
ドアミラー、ピラー(柱部)、サンバイザー(雨よけ)
ドアーに貼られているサイドモール、輸入車に多いステンレスモール素材
バンパー&フロントグリル、ルーフキャリアー、ルーフレール
塗布しても効果のないパーツは、
タイヤ、そしてガラスが挙げられる。
これでベンツは、ザ・エンド!

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