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BMWミニ
ウェルム加工でご入庫されました。
鳥の糞のダメージが大きく、ペーパーで研磨しました。

BMWミニの鳥の糞痕のダメージを修復
このミニのお車を紹介。
1年半ほど前までWATER−COAT加工をして頂いていた方で、久しぶりの再入庫です。
3人目のお子様が誕生されたとのことで、今2カ月が経ったばかりの男の子。
昨日、拝見させてもらったが、本当に可愛い〜〜。
厄年でもある今、この際に車も一掃したいとのこと。
このミニに対しても造詣が深く、色々とカスタムされている。
今回左側面に鳥の糞が大きく付いていた、気が付いていた頃には、もうお手上げだった。
このダメージを少しでも、改善できればとの思いで入庫された。
まずは、じっくりと見て頂きたい。
このように範囲は、結構、大きい方だね。
こうした場合、当社の場合の修理方法は?
まずは、鳥の糞で溶けてしまった塗装表面を
10倍の拡大レンズで確認してから、どういう手段でやるか修正計画を練るんだ。
完璧に修正できる確率は、かなり低いが?
定番のペーパーを使用して研いでいく事から始まる。
3枚目が、ペーパーで研いでいる画像。
4000番から始まり最悪の場合は2000番まで、
それ以下の粗いペーパーだとクリアー層を剥がしがちで危険だ。


鳥の糞をポリッシュ研磨で回復

1枚目の画像は、ペーパーで、研磨した後の画像。
ご覧のようにどんどん研磨していくに従い、徐々に痕跡が消えました。
今回は、割と、うまくったケース。
通常は、中々、改善できない状態が多いもの。
発見が早かったからか?
季節的に猛暑じゃなかったためか?
鳥の糞が乾燥して、塗装を溶解させるスピードが遅かったからかも知れない。
いずれにしても発見したら、後で処理しようと思わず
先ずは拭き取る事に尽きる。
時すでに遅し!とならない為の教訓。


カーボン調のつや出し

このミニは、カーボンの艶が引けてきて
当初は、塗装を依頼されていた。
このレベルなら研磨でいけると判断して、試す事になったケース


カーボン調のつや出し研磨

ご覧のように、
磨きあげれば、この様に修復も可能だ。
程度によるので、あくまでも今回は上手くいったケース。
では、また仕上げに入ります。


Whelm超撥水コーティング加工

既に、このミニをお返しに行ったのですが、
近所だし、お子さんが生まれて2カ月位、
こちらの都合で納車が延期になったんで
お詫びの印しに納車をさせて頂きました。
普段は、やりませんよ!
仕上がり、お引き取りは、
基本的に明るい時間帯に、店頭で確認して頂き
納得されてからお返しですから。
仕上がりを確認して頂きたいのと
作業収録のCDを見ながら解説をしたいからです。
今回は、仕上がる直前の日曜日に
気になって見に来られていた経緯もあるのでOK!
このコーティング剤は、この様なパーツ
ワイパーブレードや、ボンネットの隙間などにも
塗布してあげると水の流れる(汚れ)の道にも
塗布する事で、汚れにくくなる効果があります。


Whelm加工

塗布した後は、一定の乾燥時間を経て
このようなウエスを使って拭きあげる。
以前は、手塗りでしたがマシーンの方が
均一に塗布出来、なおかつ斑がないので良い感じだ。
勿論細かい部分は、手で塗布していくしかないが・・・。
この時期は寒いので手が悴むのと、かなり手が荒れるので
ゴム手袋を使わないと指が罅割れたりする。
その位、効果がある!という証明でもある。
塗りやすいコーティング剤は、確かに作業性がいいが
効果のほどは、どうだろうか?
一般で小売されているガラス系素材は、
えてして使用に問題ないレベルで販売されていると思うが。
当社が採用している材料は、全て扱いづらいものばかり。
一般の人に小分けしても、ガチガチに固まって
塗ったまではいいが、今度は液材が塗ったままの状態で
取れなくなったりする。
刷毛で塗ったように固まる
つまり、そのままの状態で硬くなる。
間違って汚い状態のまま塗ってしまい、硬くなってしまった場合
最後の手段としては、ぺーパーで研磨して
取り除いてから最初から行うしかない。
これは、結構大変な状況になる。
ペーパーを全ての塗装表面に対して
研磨するのは容易ではなく、危険な状況にもなる。


ボンネットコーティング加工

行っているのがコーティングを塗布して
拭きあげているシーン!
3枚目が拭きあげたばかりの画像です。


細部コーティング加工

ボディー全体が完成したら、
最後は、ドアー、ステップ周辺やリアゲート、ボンネット周辺などの
水の流れる道筋にも加工しておくと・・・
汚れがついても、コビリにくくなると思うので
出来る範囲、手が届く範囲だけど加工をしている。
こういう個所は、洗車段階でも、隙間にも目を注いで
洗車している方は そんなに多くないと思うが、どうですか?
あまり細かい個所も爪楊枝なんかで洗車している人って?
神経質にも見えるし、男のくせに?と傍目には、
陰気臭くて、印象はよくないけど。
やっている人いたら、御免なさいよ!
見た目のイメージだけだからね?
やるだけ見る目が肥えている証拠だから。


ミニ完成画像とカスタムの参考画像

この画像は完成した画像を見てほしくてではなく、
少しづつカスタム化させ、オリジナルに完成させた
オーナーさんのセンスと結晶の画像。
後ろから見た場合のバンパー周辺
そしてセンターに付いたマフラーと
バンパーの形状のマッチング
足元を低く抑えたスタイル
バンパーからボンネット周辺
フロント周辺のカスタム
これからカスタム化しようとしている諸兄の参考になると思うので!
なぜかしら?ウインカ−ランプのそばに?
アルファロメオで有名なエンブレムのステッカーが貼ってある。
ドラゴンが人間を食っているシーンのエンブレム。
ラテン系のノリを楽しみたいからか?
ラテン系の陽気な性格だからか?
それは、本人のみ知る事か?
はたまたミニファンの方たちでの流行り事なのか?
それはオイラには、分りましぇ〜ん。
これにてミニのコーティング紹介は終わりです。

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