ベンツ
フロントバンパーの下側をぶつけてしまった様で、割れや欠けがあります。
パーツ交換はせずに、修理で修復することになりました。
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ベンツのフロントバンパー割れ修理
今回 ご紹介するのは、ベンツのフロントバンパー修理になります。
まずは、下の画像をご覧下さい。
バンパーの下の部分が割れてしまっています。
本来であれば、間違いなく交換ですが、実費修理のため
ご予算の問題が・・・交換となるとベンツのバンパーは高いですから、
かなりの出費となってしまいます。
割れている場所的に、負荷のかかる場所では修理は難しいのですが
負荷のあまりかからない下の方ですので、
今回は何とか修理で行く事になりました。
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割れ・欠け部分の修理
まずは、バンパーを外して割れている部分を削ってしまいます。
一部、割れているだけではなく、欠片が無くなっている部分もありますので
その部分は作るしかありません。
何で、割れているところや、欠けてしまっている部分を直すかと申しますと
2液型の接着剤を使って直します。
これはパテ同様、主剤と硬化剤が合わさり、ガッチリと固まり
そして、柔軟性もある優れもの。
その接着剤を下の画像のように、まずは裏側から注入。
1分程で固まりますので、次に表側も同じように注入。
ここで、少し時間をかけて乾燥させます。
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整形作業
2液型の接着剤がガッチリと乾いたところで、
パテの整形と同じように、接着剤の表面を削り 形を整えます。
でもって、下の画像のような感じになりました!
細かいところは、通常のパテで形を作り、仕上げていきサフェーサーを塗装。
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塗装の工程
塗装は下の画像のように、
下側部分のプレスラインで塗装をボカす方法で塗装を行いました。
今回、この方法で注意をしなくてはならないのは、
プレスラインのところのマスキングです。
プレスラインがあるからと言って、そこでビッタリとテープを
貼るだけですと、塗装の厚みで段差ができてしまいます・・・
そうならない為にも、自然な形で塗装をボカせるように
マスキングテープを貼っていくのですが、その辺は企業秘密という事でm(__)m
そして塗装完了。
乾燥後、磨いて仕上げていきます。
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バンパー修理 完成
完成画像を掲載致します。
今回、修理をした部分の強度について申し上げますと
やはり、割れる前よりも若干、強度は劣ると思います。
ですが、同じところをぶつけない限り、問題ない程度の強度はあると思います。
ご心配の方には、修理代は高くなってしまいますが、交換をおススメ致します。
それでは、ベンツの修理はこれにて、完結です。
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